最近は、出稼ぎやワーホリで人気の渡航先となっているオーストラリア。
中でも日本人に人気な都市はブリスベン。
私もブリスベンで生活を始めてから、もうすぐで1年が経ちます。全体として、ブリスベンはとても過ごしやすい場所なのですが、住むエリアや場所によって生活は大きく変わります。
海外移住は慣れないことも多く、自分に合った生活環境を選ぶことが大切です。
じゃあどのエリアで、シェアハウスを探したらいいのー?
そこで、今日は、ブリスベンに移住やシェアハウス探しをしている方に向けて、おすすめの居住エリアとそれぞれの特徴をまとめてみました。
はじめに:ブリスベンってどんなとこ?
ブリスベン(Brisibane)は、オーストラリア東海岸に位置し、クイーンズランド州南東部に広がっています。オーストラリアで3番目に大きな都市で、クイーンズランド州内では最大の都市です。人口は多様で、さまざまな文化的背景を持つ人々が住んでいます。
ブリスベンは、ブリスベン川(Brisbane River)に沿って位置しており、美しい河川景観が魅力です。
ブリスベンの中心地はブリスベンCBDと呼ばれています。
また、クイーンズランド大学(Queensland University)やクイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology)など、ブリスベンには多くの教育機関があり、学生にとって魅力的な学習環境が提供されています。
オーストラリアで留学や語学学校を探している方はぜひブリスベンがおすすめです。
ブリスベンのおすすめ居住エリア8選
South Brisbane/サウスブリスベン
都市部に近く、賑やかな場所が好きな方におすすめなのが、サウスブリスベン。ブリスベン側の南側に位置するエリアで、ブリスベンの中心地であるCBDとは、橋で結ばれています。
中心地まで、バスや電車で10分という最高なアクセスで、学校や仕事選びの選択肢も多いのが魅力的です。
もちろんエリア内には、たくさんのショッピングモールや、レストラン、カフェで充実しており、不便さで困ることはありません。また、クイーンズランド州立図書館やクイーンズランド美術館などの施設もあり、ブリスベンの中心地の一つとなっています。
Indoorpilly/インドロピリー
インドロピリーには、Indoorpilly Shopping Centerというブリスベン市内でも最大級のショッピングセンターがあることでも知られています。そのショッピングセンターに行けば、食品から生活用品、服まで全部揃えることができます。
一方で、町全体は住宅街であるため、静かで落ち着いており、大変過ごしやすい環境となっています。
また、ブリスベンのCBDまでは7kmで、バス一本で行く事ができ、アクセスも良好です。そのため、インドロピリーは学生やファミリーに人気のエリアです。
Spring Hill/スプリングヒル
スプリングヒルは、ブリスベンにある最も古い地区の一つで、歴史的な建物や保存地区が存在していています。ブリスベンの中心地に面しているため、アクセスも良く、学校や職場にも通いやすいです。
また、エリア内には、ビクトリア・パークをはじめとした、沢山の公園や庭園があり、緑に囲まれた快適な日常を送る事ができます。実際、住民の80%近くが公園から徒歩圏内の場所に住んでいるとされます。
オーストラリアののどかな雰囲気を残しながらも、中心地まで近いというのがポイントです。
Fortitude Valley/フォーティチュード・バレー
音楽やナイトライフが好きで、活気あふれる都心部に住みたい方はFortitude Valleyがおすすめ!
Fortitude Valleyは、ブリスベンで最もナイトライフが盛んな場所で、クラブやバー、レストランがたくさんあります。特に、金曜日・土曜日はブリスベン中の若者がこのエリアに集まるので、かなり賑やかになります。
ブリスベンCBDから、わずか2km以内であり、バスや電車などの交通機関で困ることはありません。
ただし、居住スペースは少なく、価格競争が激しいため、家賃は高めです。
New Farm/ニュー・ファーム
フォーティテュード・バレーの南東に位置するニュー・ファームは、のんびりとした雰囲気が漂っています。街の中心にありながら、のどかな場所をお探しの方にぴったりです。
また、ブリスベン側の川岸に位置するニュー・ファームからは、美しい川沿いの景色を眺める事ができます。市内で最も人気のあるオープンスペースである、New Farm Parkがあり、毎週末は家族連れやピクニック客で賑わいます。
さらに、ブリスベンシティへは、公共のフェリーであるシティ・キャット(City Cat)を利用していくことができ、とても便利です。
West End/ウェスト・エンド
South Brisbaneから歩いてすぐのWest Endには、毎週末マーケットが開催され、新鮮な農産物、手作りの製品、工芸品などが販売されます。地元の農産物や食材を購入するのに最適な場所です。
また、カフェ文化に富んでおり、多くのカフェやコーヒーショップが存在します。地元のコーヒー豆を楽しむことができ、リラックスしたカフェで時間を過ごすことができます。
West Endには公園や自然環境があり、ピクニックやバーベキュー、散歩などの屋外アクティビティを楽しむことができます。
Sunnybank/サニーバンク
Sunny Bankはブリスベン随一のアジア人街で、アジア系のレストランやショップが立ち並び、多文化が共存する郊外として有名です。そのため、日本人にとっては馴染みやすく、過ごしやすいエリアです。
特に、マーケット・スクエア(Market Square)は多くのアジア料理のオプションが集まる場所として有名です。中華料理、韓国料理、ベトナム料理、日本料理、台湾料理など、さまざまな選択肢があります。
また、食品やブランドなども、日本からの輸入品が多く手に入るため、オーストラリアにいながらも日本を感じていたい人、日本食が恋しい人にはおすすめの居住エリアです。
一方、オーストラリアを満喫したい!という方にはあまり向いていません。
Kelvin Grove/ケルビン・グローブ
Kelvin Groveは、多くの教育機関が集まる地域で、特にケルビン・グローブ・キャンパス(Kelvin Grove Campus)として知られるクイーンズランド大学(Queensland University of Technology、QUT)があります。そのため、地元学生や留学生に人気のエリアです。
また、この地域は、オーストラリアの持続可能な開発プロジェクトの拠点でもあり、都市やコミュニティの開発が現在も進行中です。
アクセスは、中心部からわずか3キロで、他の郊外と同様、公共交通機関が発達しているため、ブリスベン市民は市内への行き来が容易です。
まとめ
ブリスベンのおすすめエリア・サバーブをまとめてみました。
ブリスベンでは、基本的にどのサバーブにもショッピングセンターがあり、最低限の生活環境は確保されています。
ただし、同じブリスベン市内でも、中心地から離れると一気に交通アクセスが悪くなったり、バスが全然こなかったりすることもあります。
数キロ変わると、街並みや景観も大きく変わってきます。
ブリスベンに居住を考えている方は、ぜひ今日の記事をシェアハウス探しに役立てて、自分に合った場所に住んでみてくださいね。
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