【2025年最新】アフリカで治安が悪い国ランキング!トップ5【旅行前に絶対確認】

アフリカ治安悪い国ランキング アフリカ
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アフリカ旅行に憧れを持つ人は多いですが、「本当に安全なの?」という不安の声も少なくありません。実際、アフリカには世界でも治安が安定している国がある一方で、内戦やテロ、誘拐事件が頻発している国も存在します

この記事では、2025年最新の世界平和度指数(GPI)・外務省の危険情報をもとに、治安が悪いとされるアフリカの国トップ5を紹介します。旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

治安の悪さを知るための指標とは?

①世界平和度指数

GPI(Global Peace Index)は、オーストラリアのシンクタンク「経済平和研究所(IEP)」が毎年発表している、世界の治安レベルを数値化した指標です。

評価項目には以下が含まれます:

  • 国内外の紛争の有無
  • 犯罪率
  • 政治の安定性
  • テロの脅威
  • 軍事化の度合い

これらの項目をもとに、163カ国・地域が順位付けされており、順位が低い国ほど治安が悪いとされています

 

②外務省の危険情報

各国の治安を知る上で、最も信頼できるのが、日本の外務省「海外安全ホームページ」で発信されている危険情報です。

外務省は、各国・地域の治安状況を以下の4段階で評価しています:

危険レベル意味
レベル1十分注意してください
レベル2不要不急の渡航は止めてください
レベル3渡航は止めてください
レベル4退避してください。渡航は止めてください(最高レベル)

実際に、アフリカ諸国の中には国全体がレベル3〜4に指定されている国も多数存在します。

特に、これから紹介する「治安が悪いアフリカの国トップ5」は、外務省によって非常に高い危険度が示されており、旅行者は原則として渡航すべきではありません。

旅行や出張でアフリカに行く予定がある方は、まず外務省の最新情報を必ず確認し、安全を最優先に判断してください。

▼参考:外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

アフリカで治安が悪い国トップ5

以下は、GPIの評価に基づいて選出されたアフリカの危険な国トップ5です。


1位:南スーダン🇸🇸(GPI 162位)

2011年にスーダンから分離独立した世界で最も新しい国、南スーダン。しかし、誕生から現在に至るまで政府軍と反政府勢力の武力衝突が続く内戦状態にあり、2025年現在、世界で最も治安が悪い国のひとつとされています。

治安部隊による汚職や市民への暴力、武装勢力による外国人の誘拐事件も頻発しています。日本の外務省も、南スーダン全土に対して「レベル4:退避勧告」=渡航中止命令を発出しており、極めて危険な状態が続いています。

観光インフラはほとんど整備されておらず、観光や個人旅行の目的で渡航すべきではない国の代表例です。


2位:ソマリア🇸🇴(GPI 161位)

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長年にわたって無政府状態が続くソマリアは、アフリカの中でも特に治安が不安定な国として知られています。現在もイスラム過激派組織「アル・シャバブ」による爆弾テロや外国人誘拐事件が頻発しており、治安回復の兆しはほとんど見られません。

さらに、ソマリア沖の海賊問題でも国際的に悪名が高く、商業船への襲撃や身代金目的の誘拐などが過去に多数発生しています。

日本の外務省は、ソマリア全土に対して「レベル4:退避勧告(渡航中止命令)」を出しており、旅行者が安全に滞在できる環境はまったく整っていません。観光インフラはほぼ皆無で、外国人にとって極めて危険なエリアです。


3位:コンゴ民主共和国🇨🇩(GPI 159位)

コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国は、長年にわたる内戦武装集団による衝突が治安を悪化させています。特に東部では誘拐暴力事件が頻発しており、現地の治安部隊も腐敗しているため、旅行者にとって非常に危険な地域です。

外務省は、「渡航の是非を慎重に検討」と警告しており、観光目的での訪問は避けるべきエリアとされています。治安が安定していないため、安全を最優先に考えることが重要です。


4位:中央アフリカ共和国🇨🇫(GPI 157位)

中央アフリカ共和国
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中央アフリカ共和国は、内戦と武装勢力の激しい争いが続く国で、治安状況は極めて不安定です

首都バンギを除く多くの地域では、治安部隊の機能不全や、武装勢力による支配地域が広がり、一般市民や外国人が標的となることも少なくありません。

外務省は「渡航の是非を慎重に検討」との警告を発しており、観光目的での訪問は避けるべきとされています。治安が回復する兆しは見えず、今後も長期間にわたり安全な旅行が難しい状況が続くことが予想されます。


5位:リビア🇱🇾(GPI 156位)

リビア

リビアは、カダフィ政権崩壊後、長年にわたる内戦と武力衝突が続いています。特に、部族間の争いイスラム過激派の活動が治安を悪化させています。

首都トリポリでは一見穏やかに見えることもありますが、突発的な衝突や誘拐事件が報告されるなど、外部からの訪問者にとって非常に危険な状況です。

リビアはその豊かな石油資源で知られているものの、治安が安定するまで観光は避けた方が賢明です。外務省からは、当然のことながら「渡航中止勧告」が出ており、現地の安全状況が回復するには長い時間が必要とされています。


危険な国に共通する特徴とは?

以上の国々には、いくつかの共通する特徴があります:

  1. 政治の不安定さと内戦状態
    政府と反政府勢力の対立が続いているため、国の安定が欠如しており、戦闘が日常的に発生しています。
  2. 武装勢力やテロ組織の存在
    武装グループやテロリストが活動しているエリアが広がっており、一般市民や外国人もターゲットにされることが多いです。
  3. 治安部隊の腐敗と機能不全
    治安を守るべき警察や軍が腐敗しているか、機能していない場合が多く、犯罪の取り締まりが不十分です。
  4. 公共サービスやインフラの欠如
    基本的なインフラが整備されておらず、治安維持や緊急時の支援体制も不完全です。

こうした状況では、外国人旅行者は犯罪のターゲットにされるリスクが非常に高くなり、安全に旅行するのは極めて困難です。

 


どうしてもアフリカに行きたい場合は?

「それでもアフリカの大地に憧れている」という方もいるかもしれません。そんな方は、以下のような比較的治安が安定している国を選びましょう。

  • モーリシャス🇲🇺(GPI 23位)
  • ガーナ🇬🇭(GPI 40位)
  • ボツワナ🇧🇼(GPI 48位)
  • ナミビア🇳🇦(GPI 55位)
  • ザンビア🇿🇲(GPI 56位)

これらの国は観光インフラも整っており、安全かつ充実したアフリカ旅行を楽しむことができます

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まとめ:

アフリカには魅力的な自然や文化がありますが、現地の治安状況を無視して行動することは、命に関わるリスクを伴います。

旅行は非日常を楽しむ貴重な体験ですが、そのためには最新の治安情報を知り、正しい判断を下すことが不可欠です。

安全な旅を楽しむために、行き先の選定には十分ご注意ください。

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